もう5年も前の事・・・。( 怖い話ではないので・・)
今年も暑いですが、今年よりももっと暑い日が何日も続いていた5年前の今頃。
今も鮮明に覚えています。
悲しいことに、後輩が、アパートで亡くなってました。
死因は 【 餓死 】・・・・・・。
餓死・・・この飽食の時代にです・・。
第一発見者は、自分です。
大家さんの元へ急ぎ、救急車を呼び・・・。でももうすでに・・でした。
彼は、アパートに引きこもり、一歩も外へ出ようともせず、彼の職場の仲間も心配して、気にはかけていたつもりでした。
彼の両親は離婚し、それぞれで家庭を持っているという、複雑な環境でした。
引きこもり以来、彼の母親の家を探し、連絡をとり、事情を話して頼んでおきました。
それなのに・・・です。残念で、大変な結果になろうとは、誰も予想してなかった・・。
第一発見者である自分は、警察から当然事情を聞かれました。 なぜ、そこに出くわしたのか?・・と。
信じられないような事があり・・。
発見の数日前、飼っていた亀が、エサも食べず、ナゼか水の中に入ろうとせず、水に入れてもスグに陸に上がり・・。 その亀は、そのまま干からびて死んでしまいました。
その後・・朝からヘンな夢を見ました。
ウチの店で、職場の先輩達からいつものように、いじられる彼。。皆で楽しくやっている夢で、彼が自分に向かって笑いながら 『なおさぁ~~ん』 ・・・と。
(でも何故か少しだけ、すがるような表情でした。)
そこで目が覚めたわけですが、その表情が気になり、そのまま彼のアパートへ。。
散らかった部屋に埋もれるように・・・。
夜に行っても、部屋の電気も点けずに引きこもっていたのに、何故か、部屋の外灯だけ点いていました。
その灯りが点いていなかったら、多分そのまま帰っていたところでした。
後から聞きましたが、前日の朝に亡くなっていたようです。
その時間帯は、ちょうど夢から目が覚めた時間帯。
干からびた亀。 朝の夢。 外灯の灯り。 死因である餓死。。
こういうこと・・・あるんですよー。
当時、帰ってこの話をウチの奥さんにしたら、『お腹へってたら、おにぎりのひとつでもにぎったのに・・』 と、泣き崩れていたのを思い出します。
今思い出しても悲しくて涙が出ます。 (T_T)・・
アルコールが苦手だった彼。 その分、よく食べてたなぁー。
それ以来、『 もっともっと、より多くの人に食べてもらいたい 』 ・・・と、その思いもあって、飲めない方も来店しやすいようにと改装を期に 『居酒屋』 の看板を取り、ランチも始め、子供達も食べられるようなものを・・・と。
ごめんなさーーい!!今日はこんなワタシデス~~(^^;)
今年も暑いですが、今年よりももっと暑い日が何日も続いていた5年前の今頃。
今も鮮明に覚えています。
悲しいことに、後輩が、アパートで亡くなってました。
死因は 【 餓死 】・・・・・・。
餓死・・・この飽食の時代にです・・。
第一発見者は、自分です。
大家さんの元へ急ぎ、救急車を呼び・・・。でももうすでに・・でした。
彼は、アパートに引きこもり、一歩も外へ出ようともせず、彼の職場の仲間も心配して、気にはかけていたつもりでした。
彼の両親は離婚し、それぞれで家庭を持っているという、複雑な環境でした。
引きこもり以来、彼の母親の家を探し、連絡をとり、事情を話して頼んでおきました。
それなのに・・・です。残念で、大変な結果になろうとは、誰も予想してなかった・・。
第一発見者である自分は、警察から当然事情を聞かれました。 なぜ、そこに出くわしたのか?・・と。
信じられないような事があり・・。
発見の数日前、飼っていた亀が、エサも食べず、ナゼか水の中に入ろうとせず、水に入れてもスグに陸に上がり・・。 その亀は、そのまま干からびて死んでしまいました。
その後・・朝からヘンな夢を見ました。
ウチの店で、職場の先輩達からいつものように、いじられる彼。。皆で楽しくやっている夢で、彼が自分に向かって笑いながら 『なおさぁ~~ん』 ・・・と。
(でも何故か少しだけ、すがるような表情でした。)
そこで目が覚めたわけですが、その表情が気になり、そのまま彼のアパートへ。。
散らかった部屋に埋もれるように・・・。
夜に行っても、部屋の電気も点けずに引きこもっていたのに、何故か、部屋の外灯だけ点いていました。
その灯りが点いていなかったら、多分そのまま帰っていたところでした。
後から聞きましたが、前日の朝に亡くなっていたようです。
その時間帯は、ちょうど夢から目が覚めた時間帯。
干からびた亀。 朝の夢。 外灯の灯り。 死因である餓死。。
こういうこと・・・あるんですよー。
当時、帰ってこの話をウチの奥さんにしたら、『お腹へってたら、おにぎりのひとつでもにぎったのに・・』 と、泣き崩れていたのを思い出します。
今思い出しても悲しくて涙が出ます。 (T_T)・・
アルコールが苦手だった彼。 その分、よく食べてたなぁー。
それ以来、『 もっともっと、より多くの人に食べてもらいたい 』 ・・・と、その思いもあって、飲めない方も来店しやすいようにと改装を期に 『居酒屋』 の看板を取り、ランチも始め、子供達も食べられるようなものを・・・と。
ごめんなさーーい!!今日はこんなワタシデス~~(^^;)
こういうこと書いていいのか、かなり迷いましたが、自分の中で整理したい気持ちが強く、思い切って・・。(苦笑)
でももうだいじょーぶッス~~~(^^)
「自分よりももっとつらい人、世の中にはいっぱいいるんだ」
って思って乗り越えようとするんですが、
このお話はマスターが飲食店されている分、
本当にせつない体験ですねー。。。
歳を重ねて行くと、いろんなカタチの
出会いと別れがあるなーとしみじみします。
なおさんなら、、わかってもらえると・・・。
ひきこもり・拒食症・・・
特別な目で世間は見るけど、誰だってあり得る事なのに、、。
なおさんの「食」に対する想い、なおさらのごとく、よ~く伝わってきました。
後輩さんのご冥福をお祈りいたします。