たま〜〜に考える事があります。

『何でこの仕事やってるんだろ？』

.....と。


そして、『この仕事をやめる時って、いつ？』

.....と。。


ある日、FMラジオを聴いてると、あるミュージシャンがこんな事を言ってました。。。

『たまに、昔のヒット曲をアレンジしてカッコよく唄う歌手も居るけど、俺は歌い方を変えずに、昔の曲でも新曲でもスタイルを変えずに歌う様にしています。。』


『なぜなら、一曲歌う毎に、いつも（初めて歌うような）新鮮な気持ちで臨むから。』


『聴いてる方も、その曲に対しての思い出とかあると思うし、ソレを壊したくない、というのも気持ちの中にありますし･･･。』


『たった一曲でも、今まで同じ曲を何度歌っても、不思議と上手く歌えたコトが一度も無いんですよね〜。』


『それに、自分の歌を聴いてくれているみんなに伝えようと必死だし、ソレが“歌い手”としての、自分の役目だと思う。』


『歌うのをやめる時？？･･･（自分の）納得出来る歌い方が出来た時かな。でもそれって、きっと来ないと思いますね。もっともっと上手くなりたいですから。』


･････と。(*^-^*)

自分の思っている事を、そのミュージシャンが言葉で表してくれました。

共感しました

そのミュージシャンとは違う業種ですが、思う事は同じ様に感じましたねー。

なんだか答えが出たような、スーーッと、、晴れやかな気持ちになりましたね。


自分はどちらかというと、言葉で伝えたり、表現したりするのは苦手です。
(;￣_￣)

でも、“味で自分を伝える” コトが出来たら、こんな素晴らしい仕事ってないですよね


小学生の時に、見よう見まねで初めて作ったラーメン。

とても食えたモンじゃなかったなぁ...。
(^^;)

でも、母ちゃんは　『おいしいよ。』　と、のび切ったラーメンを食べてくれました。

それ以来、もっともっと美味しく作ろうと、母ちゃんのラーメンの味に近づこうと頑張りましたが、いっこうに追いつけません....。

今でも････です。


･･･っていうか、追いつくハズありません。

それは、『その人にしか作れない味』　だと思うから。

それって、その人の『価値』なのかも知れませんね、きっと。。



今の時代、誰にでも作れるようなものが溢れかえってます。

人が代わっても同じ味。

人が作っているようで、そうではないような味。


『人の価値ってなんやろ？』

････そう考えると、なんか悲しい....。


　　なーーーんて。
　
　　(；￣∀￣)ノ



あ、、自分が引退する時ですかー？？

････うーーーん....


『マスターの作るモン、ウマイなぁ〜♪』

...そう言ってくれる人が一人でもいる限り、やめようとは思わないなぁ。

そういうモンですよ。　きっと。。


それが自分の生き方だと。　

やっている意味はそこにあると思います。

　　なーーーーんて。
　（その２）


『マスター！今日はどーしたんですかー？？』

・・・そんな声が聞こえてきそうですが。。。
(；￣_￣)


まぁ、気にせず気にせず・・・
♪〜〜(￣ε￣)

（なんとなく、カッコつけてみたかっただけぇ〜〜〜）